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筐体・実装技術のご紹介

筐体・実装技術のご紹介

放熱技術

放熱技術

熱解析シミュレーション(温度上昇・エアフロー)

  • 風路レイアウト、ヒートシンク形状、サイズ最適化による品質向上
  • ファン数量削減、ファン最適選定等によるコスト低減
  • 試作前検証による開発期間短縮、改良コスト低減

【解析事例】エアフローの見直しで、ファン数を3個から2個に削減

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【熱解析の特徴】

  • 重要部品、高発熱部品は内部構造を考慮したモデルを使用
  • プリント基板はすべて銅配線を考慮した等価熱伝導モデルを使用

<例>BGAモデル

モデル

  • BGA(Ball Grid Array)
    :表面実装型パッケージの一つで、本体の底面にはんだボールを一定間で格子状に並べた外部電極端子を持つエリアアレイ

【対応実績】宇宙分野で必要な真空状態での熱伝導解析にも取り組み始めました!

分野 解析概要 イメージ図
事例1 通信機器 200wクラスのCPU
冷却通風ダクトで冷却風を分配

イメージ図

事例2 計測機器 CPU代替での熱検証
筐体流用前提での対策検討

イメージ図

事例3 宇宙関連 真空空間での熱伝導解析
非定常熱解析(時系列)

イメージ図

防水技術

防水技術

  • 防水規格IPXに対応した設計
    当社はIPX4(防沫型)、IPX7(防浸水型)の設計実績があります。
    ※IPX:IP(International Protection)規格が定める電子機器の防塵・防水機能を表す国際規格の保護等級で防塵は0~6等級、防水は0~8等級あります。

【設計事例】

筐体防水
筐体防水

ケーブル防水
ケーブル防水

安全対策

安全対策

  • IEC62368-1:オーディオ/ビデオ、情報および通信技術機器-安全要求事項 準拠
    防火エンクロージャ
    沿面距離、空間距離の確保
    強化絶縁対応
    難燃性樹脂選定
  • RoHS、REACH 規制対応部品選定
    OKI調達部門との連携により対応

※IEC62398-1:人体への傷害を防ぐ「ハザード・ベース・セーフティー・エンジニアリング(HBSE)」という概念をもとに開発されている新しい製品安全規格。現在の「IEC60950-1」と「IEC60065」の2つに置き換わるものとされており、今後新規格への対応が必要になる見通しです。

強度対策

強度対策

  • 強度解析/応力解析
    部品形状の最適化
    試作前検証による改良を行い、手戻り工数を削減
  • 衝撃解析
    力積の考え方により衝撃値を推測し、静解析による強度検証を実施
    ※運動量保存則:物体の運動量変化は、その間に受けた力積に等しい
  • 振動解析

【解析事例】 ラック用固定ブラケット:要求変形量0.5mm以下にする形状を強度解析にて作り込みを実施

解析事例

【開発期間比較】 強度解析実施により、開発期間3W短縮!

開発期間比較

ローコスト

ローコスト

  • 部品統合
    樹脂(モールド)成型による部品の統合
    板金加工技術(絞り加工、ヘム曲げ等)による部品の統合
    ⇒部品を統合する際には、前述の解析技術を当然駆使します!
  • 組立性、製造性を考慮した設計
  • VE(Value Engineering)提案

【実施例】 部品統合:板金加工例

実施例

【実施例】 組立性を考慮した設計>組み立て時間短縮でコストダウン!
樹脂の“撓み”を利用したはめ込みによる部品保持により、締結部材(ネジ、E-リングなど)の削減および組立時間を削減
※樹脂の“撓み”も、前述の解析(応力解析)を行い、形状を決定していきます。

例1:搬送ローラの固定:ローラ軸シャフトの固定を、樹脂爪を撓ませて嵌め込み、保持する。

搬送ローラの固定

例2:ケーブルのスタイリング:ケーブルを孔にくぐらせるのではなく、樹脂爪を撓ませて嵌め込む。

ケーブルのスタイリング

開発実績・環境のご紹介

機器・装置の開発実績

対応市場・業種 対応機器等実績
放送機器関連 メディアコンバータ
映像ミキサー
デジタルシネマ
医療装置関連 内視鏡用プロセッサ
血圧計、静態モニタ
シリンジポンプおよび、輸液ポンプ制御
PET診断装置
眼底検査装置
車載関連機器 SVS(サラウンド ビュー システム) ECU (俯瞰映像を作成する部分)
LVDS(Low Voltage Differential Signaling)の部分の設計評価

設計技術

技術 概要
モールド部品設計 2D/3D CAD設計による部品設計
プレス部品設計
可動メカ設計 2D/3D CAD設計による部品設計
放熱設計 構造解析ソフトおよび、放熱シミュレーションに基づく熱設計

開発ツール

使用ツール 概要
2D/3D CAD Creo Parametric
SOLID WORKS
構造解析ソフト SOLID WORKS Simulation
熱流体ソフト SOLID WORKS Flow Simulation

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