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宇宙機器熱特性検証サービス「SimuValid™」

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放熱設計の精度向上

急速に成長を遂げるニュースペース市場において、地上で培った技術や製品を宇宙向けに応用する可能性を探る方々が増えています。OKI-EMSグループの「SimuValid™」サービスは、宇宙空間での熱解析シミュレーション、実機による熱特性検証(バリデーション)、および検出した不具合の部品レベルでの解析をワンストップで提供します。これにより、「放熱設計の精度向上」、「開発期間の短縮」、そして「故障の未然防止」といった利点をお客様に提供します。

<宇宙向けの開発を行う際にお客様が直面するお悩み>

  • 地上製品の宇宙対応に挑戦したい
    厳しい宇宙環境でも安全で信頼性の高い製品を提供したいが、どうやって効率的に検証すれば良いかわからない。
  • 設計プロセスの見直しが必要
    地上製品と異なる厳しい条件をクリアするために、設計品質をどのように高めるべきか模索している。
  • コスト効率の良い改良方法を探している
    地上製品を宇宙向けに最適化する際に発生するコストを抑えつつ、効率的に設計を進める手段を探している。
  • 新たな市場に挑戦するための初期段階
    宇宙産業への参入を考えており、製品のリデザインを通じて新しい市場を開拓したいと考えている。

そんなお悩みを私たちが解決します

<SimuValid™ の特徴>

  • 実使用環境での信頼性向上と故障の未然防止
    宇宙環境特有の真空や急激な温度変化を模擬するシミュレーションとバリデーションを通じて、製品の潜在的な不具合を早期に検出し、故障の未然防止策を講じることで、安全で信頼性の高い設計品質を確保します。
  • 迅速な根本原因解決
    宇不具合が検出された際には、迅速な原因特定が重要です。部品レベルまで詳細に解析を行い、真因を特定し、適切な対策を講じることで、根本的な解決を行います。

SimuValid フロー(イメージ)
SimuValid フロー(イメージ)

【SimuValid活用例】

  • 設計要件の確認とシミュレーション活用
    お客様から設計要件を詳細に伺い、シミュレーションを活用して設計プロセスを進めます。ユニット、モジュール、実装基板レベルでバリデーションを実施し、設計の妥当性を確認します。
  • 目標温度未達時の対応策の検討
    目標温度が満足できない場合は、温度低減のための手段を検討します。レイアウトの見直しや放熱技術(銅コイン技術など)の導入を含め、効果的な解決策を提案します。
  • 不具合・想定外事項への対応
    不具合や想定外の事象が発生した場合には、実装基板や部品レベルまで解析・分析を行い、原因を特定して切り分けを行います。
  • 問題解決策の実施と効果確認
    特定した原因に基づき、最適な対策を検討・実行します。その後、シミュレーションとバリデーションを再度行い効果を確認します。
  • 仕様(目標値)をクリアするまで、このプロセスを繰り返します。

このサービスを開始するにあたり、機構設計、実装設計、エレキハードウェア設計、半導体評価、特殊環境試験、最新のPCB放熱技術に関する専門家の連携を強化し、トータルなサービスを提供する体制を整えました。このチームは、宇宙産業を含む多様なお客様に対して、設計や試験サービスの実績を活かし、シミュレーションとバリデーションに加え、不具合の原因を部品レベルで特定し、解決策をワンストップで提案します。これにより、部品・基板からモジュール、さらにはシステム全体での設計信頼性を向上させ、過酷な宇宙環境下でも熱による故障を未然に防ぐ設計開発を支援します。

【関連リンク】

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