製品

AMD FPGA対応 DNN高速アクセラレーション
ディープラーニング推論アクセラレータ AMD Zebra™

Zebraは、AMD Zebra™の主力ソフトウェアプラットフォームです。AIプログラム(ニューラルネットワーク[Neural Network])に対する推論を行い、FPGAに実装することで高速な演算処理(ハードウェアアクセラレーション)が可能になります。

OKIアイディエスは、アプリケーションのスループットとレイテンシのご要求に適したZebraのマルチイメージバッチ処理※1 を使い分け、お客様のトレーニング済みAIプログラムに対して最適なHWアクセラレートを行うとともに、AIプログラムの前処理・後処理や高速IO部も含め、FPGAに実装します。 周辺デザインを含めAIプログラムのFPGA実装は、OKIアイディエスにお任せください。

  • ※1 複数枚の画像データを、並列に処理すること。

AIプログラム周辺デザインを含むFPGAの構成図

保有技術

特長

Zebraの特長は、大きく3点あります。特長を下記にご紹介します。

その1.処理が高速

FPGA実装による処理の高速化(ハードウェアアクセラレート)

例:YOLOv4での処理時間は12[ms]※2 Alveo U50LVでの測定、画像サイズは416×416[pixel]

FPGA実装による処理の高速化

その2.複数同時に並行処理

AIプログラムを複数同時に並行処理が可能

AIプログラムを複数同時に並行処理

その3.精度低下は1%以下

Zebra独自量子化後の精度低下は1%以下

ニューラルネットワーク 精度(%)※3
Inception-V2 -0.8
Inception-V3 -0.5
Inception-V4 -0.4
ResNet152 -0.7
ResNet50 -0.5
VGG16 -0.3
VGG19 -0.1
YOLO-V2 -0.8
YOLO-V3 -0.1
  • ※3 浮動小数点32bit(FP32)に対するZebraの符号付き整数8bit(INT8)での低下を算出

Zebraのその他の特長

業界標準フレームワーク各種をサポート

Caffe, TensorFlow, PyTorch, ONNX, MXNET

コード変更一切必要なし

新しい言語、フレームワーク、APIやツールは不要

OKIアイディエスでは、下記の手法・開発が可能です。

FPGA搭載のメリット

  • FPGAへの搭載により、AIプログラムの前処理·後処理、画像入力部・出力部を含めて1チップ化が可能
  • FPGAは、書き換え可能でありフィールドアップデートが可能

アクセラレート手法が選べる

  • アプリケーションに適したアクセラレート手法を選択可能
  • スループットもしくは、レイテンシで優先する性能要求に適した手法を選択してアクセラレート
  • 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • ここに記載されている仕様、デザインなどは予告なしに変更する場合があります。
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