展示会、セミナー情報

展示会出展レポート

「ぐんまDigital Land」への出展報告と来場の御礼

当社は、23年3月21日、22日に、群馬県高崎市のGメッセで開催された「ぐんまDigital Land」に出展いたしました。

G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合開催(23年4月29日、30日)に先だってのイベントで、「デジタル」をテーマに、最先端のテクノロジーやユニークな製品・サービスを一堂に集めた未来創造型のイベントというコンセプトの元、地元企業を中心に100社を超える企業が出展しました。当社OKIアイディエスは、まさに「群馬県高崎市」を拠点とする地元企業ですので、積極的に参加させていただきました。

開催者の速報では、会期2日間で8,800人の方にご来場いただき、子供から大人まで多くの方に「デジタルの未来」に触れる機会を提供できたとのことでした。

通常のマイクイメージ
Gメッセ:2020年春オープン
(元高崎競馬場。その跡地に建設されました)

OKIの『エリア収音技術』イメージ
前夜祭も開催されました
巨大な壁に投影したイベントや地酒のキッチンカーも

展示ブースの状況

当社は、22年10月の「CEATEC2022」、「高崎産業祭」、23年1月の「オートモーティブワールド」に引き続き、今年度4回目の展示会出展でした。「AI搭載機器設計・開発のエキスパート」を掲げ、AI関連のデモを中心に展示いたしました。
21日は、祝日ということもありファミリー層、地域の方々がお越しくださり、にぎわいました。カメラを使ったデモは、お子さんたちに大人気です。具体的なお悩みをお話し下さる方もいらっしゃり、会話が弾む場面もございました。

通常のマイクイメージ
カメラに映る姿に喜ぶ子供たち

OKIの『エリア収音技術』イメージ
地域の方から気づかされることも多々あります

通常のマイクイメージ
当社社長の滝澤も駆けつけました(21日)

OKIの『エリア収音技術』イメージ
実際にお客様とのコミュニケーションも(22日)

デモ概要

今回は地域の皆さまにも「AIってこんなことができるよ」を体感いただければと思い、Webカメラを使ってモニターに映す「動き」のあるデモを3種類展示いたしました。1,3は既に他の展示会レポートに記載がありますので、是非リンク先の詳細説明をご覧ください。

通常のマイクイメージ
OKIアイディエスのブース

  • 1. AI姿勢推定および、GigE Vision®による高速画像伝送
    “カメラの前で特定のポーズをとると、同じポーズのキャラクター画像を重畳し、モニターにリアルタイムに表示”するデモです。
    <過去展示会レポート>
    「CEATEC 2022 」への出展報告と来場の御礼
  • 2. AI物体検出
    取得した映像”に対し、”特定の領域”を設定。その“領域”内に、“特定の物体”を検知した場合、“対応したキャラクター画像”をリアルタイムに表示”します。今回、このデモをブラッシュアップいたしました!ブラッシュアップ内容は次の項ご覧ください。

デモ2(AI物体検出)のブラッシュアップ内容

今回は、オートモーティブワールドに出展した「物体検出」のデモをブラッシュアップしました。
「特定の物体」を検知するデモは、良く見かけます。そこに、「領域を設定」し、その領域内に「特定の物体」を検知したら、〇〇させる。という、異常検出系のシンプルなコンセプトです。画面に“特定領域“を設定します。シンプルに画面を6分割しました。(ピンクの線で区切っています)今回、下の写真の赤枠で囲った領域内に、「ボトル」を検出したら、「走るツナグちゃん」をリアルタイムに重畳させました。今までは静止画の表示でしたが、動画においても滑らかに表示されるところを是非ご覧ください。

通常のマイクイメージ
デモ構成(外観)

OKIの『エリア収音技術』イメージ
Webカメラから見た様子


わかりやすいように背景無地の状態で撮影しましたので、ご覧ください。

<技術のポイント>
上述しました、#1 映像取得 ⇒ #2 AI推論(物体検出)⇒ #3 画像処理(重畳)の一連の処理を、AMD社の小型の「Kria SoM(System on Module)」に最適に実装しています。「Kria SoM」にはFPGA/SoCが搭載されており、ハードウェア実装することで、リアルタイム性(30fps)を実現しているのです。
エッジ向けのデバイスで、このようなAI処理ができることをお伝えできればと考えました。
AIを活用したカメラモニターシステムのイメージの一助になれば幸いです。

OKIからは「REMOWAY」を出展

OKIからは「REMOWAY」を出展しましたので紹介いたします。
リモートでリアルタイムに統合監視制御するプラットフォーム「REMOWAY」と、遠隔から現場を俯瞰映像で見守る「フライングビュー」を組み合わせて、複数のスマートロボットを活用するユースケースを紹介しました。
「REMOWAY」と「フライングビュー」の開発にはOKIアイディエスも携わり、「OKIグループ」としてお客様のお困りごとの解決に向け取り組んでいます。

通常のマイクイメージ
ロボットは配膳ロボットの普及により身近になってきましたね

OKIの『エリア収音技術』イメージ
遠隔地の各現場の集中管理を可能とする「REMOWAY」

G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合開催にあわせて開催される展示会にも出展いたします

日本が議長国を務める「G7広島サミット」が5月に開催されます。その前後に、科学、教育、農業、雇用などの各分野の関係閣僚会合が全国各地で開催されます。その会合の1つであるデジタルの分野において、「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」が23年4月29日、30日に、再び群馬高崎市の「Gメッセ」で開催されます。その併設イベントとして23年4月28日~30日の3日間、「デジタル技術展」と題した展示会が開催されます。(本レポートの「ぐんまDigital Land」も「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」の関連イベントとして開催されたものでした。)
当社は、この「デジタル技術展」にも出展いたします。

Xilinxブースの様子

展示品をさらにブラッシュアップし、臨みたいと考えております。
詳細はあらためて、HPおよび、メルマガにてお知らせいたします。

本展示、デモに関するご質問、ご相談ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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