Tech Blog

展示会

【KR260】デモ開発の裏話その1

小野

こんにちは、小野です。
先日行われたAMD社主催の展示会Tech Day Tokyo2022に参加しました。

出展社の立場として展示会に参加するのは私自身初めてでしたが、私も展示の説明員として参加しました。「カメラから取得した映像、画像にAI推論および画像処理を行い、モニターに表示」するシステムは最近メジャーになりつつあります。このような映像·画像処理技術や手法は関心が高いことを肌身で感じました。

小野

基板

当社は展示会のために開発した「Kria KR260を活用した10GigE Vision/AI姿勢推定」というテーマでデモを展示しました。USBカメラの前で特定のポーズをとります。するとリアルタイムで同じポーズをとったキャラクターの画像が重畳され、その映像がモニターに表示されるというものです。 キャラクターとして、沖電気のバーチャルキャラクターである緒希ツナグ ®(おき つなぐ)ちゃんにご協力いただきました。

ツナグちゃん
緒希 ツナグ ®

KR260を使ったデモを展示していたのはAMD社と当社のみということもあり、多くの来場者にご覧いただきました。
Tech Day Tokyo 2022の詳しい様子は下記の展示会出展レポートをご覧ください。

今回はそんな「Kria KR260を活用した10GigE Vision/AI姿勢推定」デモの開発裏話をしようと思います。
通称「ツナグちゃんデモ」です。

余談ですが、出展が決まった直後、展示するデモの内容について、私を含めたメンバーでアイデアを出し合いました。実はこのデモのアイデアを出したのは私です。まさか採用されてしまうとは想像すらしていませんでした…。

開発者に話を聞きました。

会話

なぜKR260?

会話

GigE Vision: イーサネット経由で画像 ·映像データを伝達する、産業用カメラ向けの画像、信号通信の世界的なインターフェース規格。

当社は、最大10Gbpsでデータを送受信できるGigE Vision IPを取り扱っております。詳しくはこちらをご覧ください。

会話

スマートカメラアプリケーションをKR260へ移植

会話

会話

  • FPGAリソースやAIの出力性能に合わせて、DPU(Deep learning Processr Unit)のサイズを調整しながら組み込める。
  • HLSを活用したアクセラレータを作成し、ソフトウェア屋が機能として組み込むことができる。
  • さらにVVAS(Vitis Video Analytics SDK)を活用し、AI推論前処理や画像重畳を高速化できる。

会話

図面

会話

お知らせ

10月18日から4日間、幕張メッセで開催のCEATEC2022の群馬県ブースにOKIアイディエスが出展します。群馬県企業の優れた技術をご紹介するブースのうち、当社はAI関連のデモを中心に展示いたします。
今回ご紹介した「Kria KR260を活用した10GigE Vision/AI姿勢推定」デモがご覧いただけますので、是非お立ち寄りください。

他にも複数のデモ、および製品、ソリューションを展示予定です。詳細が決定次第、ホームページに掲載いたします。

展示会名:
CEATEC2022
会期:
2022年10月18日(火)~21日(金) 10時~17時
会場:
幕張メッセ
小間番号:
K-034
展示会公式サイト:
https://www.ceatec.com/ja

お読みいただきありがとうございました。本件に関し、ご質問等ございましたら、お気軽に下記からお問い合せください。
お読みいただいた感想も大歓迎です。

  • 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
  • ここに記載されている仕様、デザインなどは予告なしに変更する場合があります。
  • YouTube

お問い合わせ

お問い合わせ