AMD Zynq™ -7000 EPP 向け
GigE Vision® 受信(GENiCAM)ソリューションAMDTri-Mode EMAC対応 GigE Vision受信ソリューション
GigE Visionカメラの映像受信は、一般的にPCを使いますが、AMD製Zynq SoCにGENiCAMとGigE Visionプロトコルスタックを搭載することにより、組込み機器で映像受信が可能になります。
用途
GigE Visionカメラ受信機器、マシンビジョンシステム
特徴
- ZynqのProcessing System(PS)にPeta Linuxを採用し、GENiCAMに対応
- ZynqのProgrammable Logic(PL)にGigE Visionプロトコルおよび、ギガビットイーサネットのIPコアを搭載し、転送帯域をフルに活用した映像受信が可能
- 複数のGigE Visionカメラ収容に対応
- 国内製IPによる完全日本語サポート(電話、メール、マニュアル)、技術サポートは当社技術者が直接対応
GigE Vision受信ソリューションはデモが可能です。デモのご希望がございましたら、ご用命ください。
GigE Vision受信(GENiCAM)ソリューション構造図
GigE Vision受信 Zynq PS部構成図
- カメラ制御は、Camera Description File(XML)を解釈したGenICam API(Node Map)を経由して制御可能
- カメラから送られる映像Streamは、PL部のGVSP UDPオフロードエンジンが素早く切り離すのでStreamの受信率が向上
- 切り離された映像StreamはARMを介さず、直接Video Frame Bufferへ転送するのでCPU負荷を低減
- ARMのOSはAMDデバイス標準のPeta Linuxを採用
※OKIアイディエスは、Peta Linuxの推奨デザインサービスパートナーです。サポート面も安心です。
GigE Vision受信 Zynq PL部構成図
- OKIアイディエス製 GigE Vision UDP Offloading Engine を搭載し、GigE Visionプロトコルパケットの高速伝送を実現
- MicroBlaze上 に GigE Visionプロトコルスタック、MACドライバー、GV-UOEドライバーを実装し、全てのGigE VisionプロトコルをFPGA内部で処理
- GigE Visionプロトコルにより、パケットロストの欠損データ補完を行い、高安定性を実現
- EMACには、AMD製 Tri Mode Ethernet MACを使用し、データリンク層の制御を実施
提供物
デザインに必要となるIP+リファレンスデザイン+PS部/PL部の全ての開発環境とマニュアルを提供
デザインサービス
IP+デザインサービス(受託)で、お客様の要求仕様を把握し、IP使用による最適なシステム構成で方式をご提案いたします。
- ※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
- ※ここに記載されている仕様、デザインなどは予告なしに変更する場合があります。
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