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「年齢推定AI」を「PCAS」使って軽量化してみた!

小野

こんにちは、小野です。
10月25日(水)~ 10月27日(金)に幕張メッセでAI・人工知能 EXPO【秋】が開催されました。

会場

このブログでもお伝えしているように、私たちOKIアイディエスは、AIに注力していますので、この展示会に出展しました。

ブース

ボク自身、「AI・人工知能EXPO」へはお客としても行くのは初めてだったのですが、まず、面白そうな技術が多くて本当に勉強になりました。
今までも様々な展示会に参加してきましたが、言葉どおりAIに特化された展示会で、360度どこを見渡すしても様々な種類のAIが展示してありその様子は圧巻でした。「どんな目的でAIを使うか」「AIを使って何を実現するのか」という点で見るとAIの利用シーンが本当に多様化していることに改めて驚きました。

会話

また、ブースでの対応も何度か経験してますが、展示会にいらっしゃった方と実際にお話しすると、様々な業種、職種の方がいらっしゃり、あらためていろいろな考え方があることに気づかされました。

会話

そして、AIの技術に多くの人が期待しており、かつ様々な企業が取り組んでいるということを改めて、実感しました。

会話

デモ概要

今回当社が出展したデモの内容は、以下の4つです。

【1】AIエッジ向けSOM(System On Module)を活用したカメラモニターソリューション

  • 「年齢推定AI」× AIモデル軽量化技術「PCAS」
  • 「顔検知」と「年齢分類」の2つのAI推論を1つのSOMに実装
  • OKI独自のAIモデル軽量化技術「PCAS」を使って認識精度を最大限維持したままAIモデルの軽量化を実施


このBlogの後半で詳細紹介します!

【2】じゃんけんAI 「わたし絶対負けません!」

  • AIエッジ向けSOM(System On Module)に最適実装
  • ロボットハンドの制御処理をROS2にて実行

【3】AIエッジ向けSOM(System On Module)を活用したカメラモニターソリューション

  • 「姿勢推定AI」をFPGA/SoCでアクセラレート。リアルタイム性を実現!
  • 高位合成を使用し、開発期間を大幅に短縮!
  • 軽量のGigE Vision Tx(送信)IPを実装!

【4】AIエッジ向けAIモデル軽量化、最適化ソリューション

  • AIモデル軽量化技術「PCAS」×FPGA/SoC高速化プラットフォーム「Zebra™」の併用でAIモデルのFPGA/SoC実装の開発期間/コストを圧縮
  • PCAS(OKI)の特長:認識精度を最大限維持したままAIモデルを軽量化
  • Zebra™(AMD)の特長:AIモデルの演算構成をFPGA論理回路へ自動最適化

【2】~【4】の3つのデモに関しては過去にブログでもご紹介しています。気になった方は是非過去の記事をご覧ください。
特にじゃんけんロボットはお客さんが実際にじゃんけんをして試すことができるので興味を持って下さることが多かったです。反応速度の速さや認識精度の高さに驚いている方も多かったです。「AIといえばCPUかGPU」と思っている方は多いかと思います。FPGA自体をよく知らないという方もいらっしゃいました。しかしFPGAにAIを搭載した事例を紹介すると、「消費電力が低いのにここまでできるんだ!」「この小さいサイズでここまでできるんだ!」と、興味を持ってくださいました。また、SOM上のヒートシンクを触っても全然熱くないことに大変驚いている方が印象的でした。(実装設計やられてる方は気になるポイントですね)

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年齢推定デモ

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AIモデル軽量化技術「PCAS」って?

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まとめ

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お知らせ

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【タイトル】
『マシンビジョン向け高速画像伝送 GigE Vision(R)ソリューション
~PC不要!AMD社製クレカサイズのボードで4K60fpsの高速伝送を実現~ 』

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